女性同士のお付き合いって、結構厄介ごとがいろいろあります。
学生時代、職場、嫁姑問題からママ友とのゴタゴタなど、それはどの世代になっても延々に続くのです。
全ての友達と馬が合うことなんてありませんが、80%以上の女性が女性同士の人間関係を面倒くさいと感じているようです。
オトコとオンナは基本違うからと男性には寛容になれたりするものの、女性同士は同性であるからこその厄介な部分が大きいのでしょう。
昨日まで仲良かった友達が、急に変わったなんていうショッキングなこともあります。
今回はマウンティングについて、そして自分が困ったマウンティング女子にならないための方法3つを紹介します。
目次
オンナの厄介ごとは嫉妬からくるものが多い
女性同士の嫉妬。嫉妬という感じでさえ、両方ともオンナ偏になっているくらいです。
どんな嫉妬があるか見てみましょう。
- 容姿
- 上司や社内での評判
- 交際している男性がいるかいないか
- 洋服や身につけている持ち物
- 交際男性のスペック
- 目立っている
- 育った環境
- 学歴
- 会社での肩書き
- 交友関係
- SNSなどの投稿内容
これらを見ると、自分の努力が足りないのに嫉妬していたり、無い物ねだりをしています。
これは、女性が自分と相手を比較する傾向がとても強いからです。
よって、男性だったら気にしない同性のこと、女性は細かく気にしているようです。
そして、これらのことを自分の胸の中にしまわず、友達とウワサ話をしたり悪口を言いあったりすることも多いです。これも嫉妬の一種です。
マウンティング女子とは
マウンティングとは格付けのことです。
自分と相手を比べ、「自分のほうが相手より上」と、言葉や態度で示すことを言います。
もともと、動物が自分の優位性を表すため、相手に馬乗りになる様子をいいますが、人間の場合、自分のほうが優位と思いたがるゆえに、私のほうが他人(相手)よりも幸せであると一方的な格付けをして、自分の立場のほうが上と主張、さらにそれをアピールする女性を「マウンティング女子」と呼びます。
上述の嫉妬の原因で、勝った負けたと困った行動に出るのです。
マウンティング女子の困った行動
マウンティング女子の困った行動には、様々なものがあります。
自分を卑下する自虐系
「私って可愛くないし」などと、あえて自分を卑下しますが、実は自分の可愛さを分かった上の自虐。
褒めて欲しい気持ちがアリアリです。
上から目線のボッシー系
思ったことを言うので、いっけんサバサバした女性のように見えますが、実は相手を下に見て、無神経に思ったことを言っているだけのボッシー系です。
周りから、なぜ上から目線なのかと思われます。
アドバイスをくれるお節介系
一見、アドバイスをくれるので親切と思いきや、完璧なのは私だけだわ、と思っているマウンティング女子です。
マウンティング女子にならないための方法
マウンティング女子は自分の感情を素直に表す女性と思われたりしますが、実はハッピーでない女性です。
不満が多かったり、自己顕示欲の塊、自分に自信がなかったりするのです。
そのためにマウンティングを繰り返します。
そんなマウンティング女子にならないためには、以下のような方法があります。
まず自分を見直す
自分がマウンティング女子になっていないか、見直してください。
マウンティング女子は群れたがる性質もあります。
そのような女性達と自分が群れていないか、まず確認する必要があります。
マウンティング女子は一見仲良しでいる友達とも、何かひとつ不満なことがあると、ひらりと態度を変えて困った行動にでます。
そういったグループに属すること自体、厄介な人間関係に陥る可能性が大なのです。
自分を見直すところから始めてみてください。
人は人と割り切る
何かと他人と比較していないか考えてみてください。
ある程度の嫉妬は避けられません。
例えば、同僚が交際倶楽部や合コンで知り合ったスペックの高い男性と交際しはじめたと聞きます。
そのとき、交際相手のいないあなたには嫉妬の気持ちが起こります。
そこで、暗く嫉妬をするよりも、いいなぁ私も交際倶楽部や合コンでそんな男性に巡り会いたい、と明るく言ってしまうのです。
あなたが嫉妬したところで、その男性があなたのものになるなんて事はないのですから。逆にあなたの株を下げてしまいます。
そんなときは、「嫉妬する〜私もそんな恋人見つけた〜い」などと明るく言ってみます。
そこで言われたほうも言ったあなたも、気持ちが一段落しませんか?
男性との出会いは交際倶楽部や合コン、イベントなどどこにでもあるので、まずは明るく前向きに行動しましょう。
人は人、他人のしていることを全て手には入れられません。
割り切れたほうが前進しやすいです。
大好きなものを見つける
仕事面でも趣味でも、異性でも良いので、自分が大好きなものを見つけます。
自分の存在を知らしめ、承認欲求を満たすようなものを見つけられれば、マウンティングする必要がなくなります。
周りが持っているからと同じブランドのバッグを持つことを止め、自分が本当に好きなものを見つけることも有効です。
マウンティング女性ならではの習性からくる行動。
マウンティング女子は実は強い人間というよりも弱い人間でしょう。
嫌な気分にさせられますが、本人も悩んでいるかもしれません。
そこでその女性の悪口を言ったら、あなたも同類になってしまいます。
自分の親しい友達がマウンティングしていたら、本音トークで話してみてあげたらいいです。
男性、女性というのではなく、人間として成長できたらいいです。