職場恋愛というのは今も昔も少なくないようです。
身近すぎて恋愛対象にならないという人もいるかもしれませんが、人の好き嫌いというのは身近かどうかということでは計れません。
身近だからこそ目が行き届いてその人の良さがよくわかることがあるのです。
身近なところに目を向けると
異性と知り合うきっかけが欲しいとと考えていても、それはなかなか難しいものです。
出会いの王道といえば、合コンが昔から定番と言えるのですが、参加してきっかけづくりをしたところで、初めて会う人にときめきを抱くことはできないという人も少なくありません。
そのようなときはどうしたらいいでしょうか。
たいていの人は、出会いというものは突然現われるものと考えるでしょう。
確かにそうなのですが、もっと視点を変えてみるのもいいかもしれません。
ときには、身近なところに目を向けてみるのです。
たとえば社内などの職場はどうでしょうか。
職場というのは身近すぎてそんなところまで考えたこともなかったという人も多いことでしょう。
会社によっては、あからさまに職場内での恋愛はご法度というところもあります。
それは、いまだに職場内での恋愛で結婚したカップルでは、女性のほうが退職しなくてはいけないといった暗黙の決まりのようなものがある会社も少なくないからです。
俗に寿退社というもので、一見するとめでたいようなイメージが多いのですが、寿退社というのは職場内の雰囲気を緩めない一つのルールと言ったところでしょうか。
社内恋愛や寿退社といったものが、会社の規則として明文化されていることはないと思いますが、昔からの暗黙のルールという形で実践している会社はいまだに多いといっていいでしょう。
意外に思うかもしれませんが、職場で良い人を見つけようと思うとけっこう見つかるものです。
すでに出会いは終わっていることが多いですから、顔見知りなだけに近づくことも簡単といっていいでしょう。
肝心なことは意識することです。
常に意識することで、相手に対しての感情が高まってくるからです。
そうすると、次に取る行動としては、相手の視線をこちらに向けるようにしなくてはいけません。
常日頃から挨拶などを率先して行うことで、印象作りを進めていったほうがいいでしょう。
身近すぎる職場内ですから、さりげなく近づくことができるのも大きなメリットと言えます。
大胆に積極的に近づいてもそれほど違和感はないでしょう。
ひょっとしたらライバルもいるかもしれません。
こうと決めたら行動は早めにするほうがいいでしょう。
もちろん、職場内ですから、狭い世界ではあります。
そして、大前提となるのが気になる相手がいないと職場恋愛は始まりません。
まずはそこからということです。
意外性があるので燃える
普段の生活の中で異性と出会うきっかけが多いのは職場内でしょう。
毎年新しい人が入社してきますし、長年一緒の仕事をしてきたという同僚の中から恋心が芽生えることもあるのです。
あまりにも近すぎて、恋愛感情が持てないと思う人も少なくないと思いますが、それも気持ちの持ち方一つといえます。
ある日突然のように、燃えるような恋心が芽生えるときもあるのです。
普段から見慣れている相手であっても、ある日ちょっとした仕草を見ることで恋に落ちることもあるのです。
職場内では仕事が優先ですから、凜として目つきも真剣で近寄りがたい雰囲気もあるのですが、一歩会社の外を出ると一転して柔和な顔になるのを見ただけでも、激しい恋心が芽生えることもあるでしょう。
仕事とプライベートの落差が大きければ大きいほど、意外性があってその落差が激しいほど恋心といった感情がゆさぶられるのです。
同じ職場の同僚ですから、性格などもわかっている言わば勝手知ったる間柄です。
ですから、後はきっかけづくりだけといってもいいでしょう。
こちらがどれだけ恋心を燃やしても相手も同じような気持ちにならなければ意味がありません。
もちろん同じだけの気持ちではなく、意識をこちらに向ける必要があります。
それには、いつも以上に二人の間の距離を縮めなくてはいけません。
同僚だからこそ、恋心ではなく友情が芽生えていることも多いですし、そういった友情を恋心に変えるのは意外と難しいものです。
面と向かっての食事の誘いがしづらければ、大勢で合コンのような形で飲み会を開いてもいいでしょう。
同じ職場ですから、慰労会を兼ねての飲み会というのはそれほど難しいものではないはずです。
職場内で同じチームに入っていれば、それまで以上に誘いやすくなるでしょう。
すぐ近くにいるのですから、きっかけ作りというのは考えている以上に簡単なものかもしれません。
ちょっとしたきっかけでお互いの恋愛感情に火が付いていくことも十分に考えられます。
そうなると、瞬く間に恋人同士になるものです。
職場恋愛にしても、外で恋愛するにしても恋愛の形に差があるわけではありません。
外にばかり目を向けるのではなく、意外と身近なところに自分にとって必要な人がいるかもしれないのです。