芸能人の方々が、出来ちゃった婚など堂々と公表すれば、周囲の人たちも、つい出来ちゃった婚をしていいものだという勘違いをしてしまうのではないでしょうか。
出来ちゃった婚で、結婚をしてしまい、あとあと後悔している人たちも、結構多いと言います。出来ちゃった婚とは、モラル違反なのでしょうか。
出来ちゃった婚で後悔している 男性の場合
出来ちゃったから、慌てて結婚を迫られるケースがあり、ひょっとしたら、出来ちゃわなければ、結婚はなかったかもしれません。
男性たちは、まだ女性のことを判らないまま、結婚へと追いやられてしまうことになります。つまり、そこそこの面識でも、責任をとって結婚しなければならない結果となってしまうことになります。結婚で上手くことをまとめることができても、長い結婚生活をこのまま送ることができるのでしょうか。
女性は女性で、妊娠などすれば、女性ホルモンが安定しないで、結構イライラするケースが多く、出来ちゃった婚では尚更かもしれません。妊娠して女性が変わるということに男性はまだ対応出来る用意をしていないから、騙されたという気持ちになってしまうでしょう。
出来ちゃったことによって、結婚へと追いやられてしまって、恋愛を楽しむ期間が非常に短くなってしまうことになります。結婚してラブラブ体験が出来るという人たちもいるでしょうけど、女性の人たちは、やはり本能的にも、旦那さんよりも子供さんを優先的に考えていくことになります。旦那さんは、もっとラブラブに向きあいたいと思うものの、突然の育児に、セックスレスになるケースも決して少なくありません。
女性の場合、出来ちゃった婚のリスク
女性の場合、出来ちゃった婚に対して、どのようなリスクがあるのでしょうか。女性には、おろすという選択もここにはあります。しかし、多くの女性たちが、おろす勇気などなかなか持つことができません。
出来ちゃった婚は、勇気でするものではなく、子供さんをおろさない結果に過ぎないのです。しかし、やっぱり、そのような結婚で、この男性で良かったという満足感などなかなか得ることができません。
結婚生活は、どんどんマンネリ化して、愛情など薄くなっていくものです。それでも、女性は、家族を守る気持ちから、そこに愛情を見いだそうと精神的にも頑張っているのですが、そのとき、出来ちゃった婚だからという責任を、男性に押しつける気持ちが段々と強くなって、収拾のつかない後悔がどんどん膨らんでいくことになります。
女性の人たちだって、恋愛の過程において、二股をかけていたということもあります。AとBの選択をしていたところ、B寄りだったのに、Aと出来ちゃったために結婚しなければならない羽目に陥れば、やはり、あとあと、どんどん後悔が累積してしまうばかりです。
出来ちゃった婚に対して、最初は女性の方々も決心しているでしょう。育児で、出来ちゃった婚の後悔は、どこかへ消えて行くかもしれませんが、育児が済んで、再び旦那さんと向きあったとき、私の人生は本当にこれで良かったのか反省してしまうことになります。それは、まさに、出来ちゃったことによって運命が決定づけられてしまったからです。
出来ちゃった婚の離婚率はどの程度
実際に、出来ちゃった婚の離婚率の数字が出ていますので、是非参考にしてください。2015年度の婚姻件数は、63万5000件であり、婚姻率は51%。そのうち、できちゃった結婚の割合は、全体の25%程だったということです。
出来ちゃった婚の率は、やっぱり、10代の人たちの率が一番高く、続いて、20代の人たちです。19歳以下の離婚率は58%であり、つまり、出来ちゃった婚は、 若気の至りということが非常に顕著に見て取ることができます。 30代の人たちが出来ちゃった婚をしてしまったというのなら、ちょっと反省しなければならないこともあるようです。
そして、10代の人たちも、ちょっと認識をすれば、もっと違う方向へ進むことができたはずです。それは、出来ちゃったことが、愛情の表現と勘違いをしていることです。
愛を誤解している人たち
妊娠してしまった……。それは、愛の形なのでしょうか。YESともいうことができ、NOともいうことができます。愛情がなくても妊娠はすることができるからです。愛情があっても、妊娠しないようにしようというモチベーションは、双方にいくらでも持つことができるはずです。
愛の形には、ここに確固たる愛があるというものではないので、愛する恋人たちは、愛の確固たるものを模索していたりします。手を繋いでもカップルはひとつになることができないですし、キスしても、ひとつになることができますせん。
そのとき、未知なる妊娠という方法によって、カップルはひとつになることができたような錯覚を持つことになります。しかし、所詮、恋人同士は、妊娠によっても、ひとつになることが出来ません。そのとき出来ちゃった婚が、二人になおさら大きな溝を作ってしまうことになります。