「結婚」
それは人生の岐路でもあり、人によってはゴールかも知れません。
また、男女の仲として考えれば「スタート」でもあり、意味することや捉え方は人それぞれです。
また、結婚前のカップルにとっては目標とすべきことであり、夢や希望に満ち溢れたまさに「愛すべき未来」と言えるでしょう。
しかし、残念ながら既婚者にとってみれば必ずしも「幸せ」であったり「夢や希望に満ち溢れた生活」ばかりではありません。
もちろん必ずしも誰もがそうとは限りませんが「良いことばかりではない」のが「結婚」であるという認識をほんの少しでも持っているほうが、理想と現実とのギャップに悩まされることが少なくてすむのかも知れません。
そこで、既婚男性はどのような不満があるのか、どういったことを理解しておけば未来に対して役立つのかを、ランニング形式で紹介したいと思います。
これを知っておけば、あなた自身の結婚生活において余計ないがみ合いや、ケンカをすることを少しは減らせるかもしれません。
既婚男性が最も多く不満と感じることはこれ!
既婚男性が結婚生活の中で多く感じる不満は、「自由の無さ」です。
独身生活の中では、言ってしまえば好きなように使えていた自分自身の時間。
結婚生活が過ぎていけば、いく程にその「自由」は無くなる傾向にあります。
その度量や比率には必ずしも個人差があるものの、絶対的に言えることは誰しもが必ず自由に出来る率が減るということ。
なかには、変わらないひとが稀に存在しますが、逆にこれば違った弊害を生み出します。
一人ではなく、相手あっての結婚生活ですので、全くをもって生活リズムに変化をきたさない場合は、相手が感じる不満やストレスを助長しているとしか言えません。
ほぼ100パーセントの確率で相手側からの、文句や注意を受けることになるはずです。
次に多く感じられている不満はこれ
「自由な時間」の減少に継いで多く聞かれる意見が、「金銭的束縛」です。
結婚後も、「財布」は別々という夫婦も珍しくありませんが、金銭的な管理を一緒にしている夫婦のほうが割合的にもまだ多いでしょう。
そのなかで、「お小遣い性」をとっている家庭が多いと予想します。
お小遣い性をとっている家庭でのその現状こそが、男性の不満として聞こえてくることが多いのです。
結婚後の生活は、子供を授かることが一般的な流れと言えるはずです。
何らかの理由や、諸事情があり当てはまらない家庭も中にはありますが、大半の家庭ではその流れに沿うことが一般的です。
生物学上、「出産」は女性にしかできない行為です。
そのため、男性はその出産を「助け」「守っていく」ことが役割となります。
現代に当てはめるならば、「仕事をして、家庭を守り、生活をしていけるだけの稼ぎを得る」ことが大きな役割になるはずです。
その歳に、「役割分担されただけの働きをしているのにも関わらずに、対価が少ない」と感じてしまう男性が多いことが原因の一つといえるでしょう。
夫婦によってそれぞれ異なる線引きが不満の原因
上記した内容に酷似してしまう部分も含んでいますが、「役割分担の線引き」が曖昧な為に、不満の原因となってしまうケースも多く見られます。
男性としての責任や、責務も理解しており、行動も伴っているとして、その現状以上に役割を求められるケースか多く存在するからです。
例えるならぱ、男性の大きな役割の一つが「稼ぐこと」です。
現代ては女性であっても定職に就き、男性と同様に働くことも珍しくありません。
しかし、この問題や不満はそうでない場合に起こります。
一つの役割を終え家に戻ると、当然ながらパートナーは「終わりがない」役割分担をこなしています。
「家事」であり、「子育て」である役割には、時間的に区切られた始まりや終わりがないのです。
そのため、一つの役割を終えたパートナーに「手伝い」を求めることもあるでしょう。
もちろん、男性としても「手伝い」をすることは当然であると認識しているのが一般的ですし、それを実行する男性のほうが多いはずです。
しかし必要以上の役割を求めるケースがあり、不満へと繋がっていきます。
結婚後も不満を少なく生活していくために
結婚後の男性の不満を、非常に大きく分類し紹介してきました。
では、その不満を少しでも減らし生活するためにすべきことはなんなのでしょうか。
一つは、「自由な時間は、お互いに必要」と認識をすること。
立場が違えど、男性にも女性にも同様に自由にできる時間は必須です。
そこでバランスを取ることが出来ると認識しましょう。
また、束縛も必要最低限であれば理想的です。
稼ぐことを生涯にわたり継続することは、想像以上に辛いことでもあるのです。
感謝の気持ちを忘れずに、毎回ではなくても良いので、何らかの形にして表すと、不満や言い争いなどは緩和されるでしょう。
それに付随して、役割分担の線引きについてお互いに、しっかりと話し合うことが大切。
家事や育児に対して、ここまでは協力して欲しいなど、行動や手助けの一つ一つを話し合うこと。
それにより、お互いに感じる「不満」を減らすことができ、理想的とされる夫婦でいられるはずです。