現実社会では、恋愛して好きすぎて食欲もなくなってしまい、日常生活に支障をきたしている人たちもいます。
恋愛ってなんなのでしょうか。恋愛の影響力は相当なものです。
【アイドルに恋をしていないの?】
アイドルだって好きになれば食欲がないという場合は想定できるはずです。ここにはどのような違いがあるのでしょうか。
最近ではアイドルに本気で好きになってしまったという話しもチラホラ聞くことがあります。 何か時代がおかしくなってしまったのでしょうか。
【アイドルを好きになってしまった時の対策】
アイドルのことを本当に好きになってしまった場合は、気持ちを否定しない方がいいです。好きだというのは紛れもない事実なのですから。人に言えば、お前バカかと否定もされてしまうでしょうけど、自分自身なら認めることができるはずです。
それは、アイドルを好きになってしまった恋の辛さに、プラスαそういう自分自身が許せないという葛藤があり、更に恋をつらいものにさせている可能性がありますので、そのような方法によって幾分気持ちを楽に出来るでしょう。
そして、好きなら、そのアイドルに逃げず、どっぷりはまるという姿勢を取った方がいいです。アイドルが出ている番組をチェックしたり、実際に握手会などに行って触れ合うようにするといいです。
間接的に魅力を感じていた人たちは、直接的にアイドルを見て、感慨もリアルにすることができるのではないでしょうか。実際に行動を取ることによって、恋の気分も楽にすることができます。
しかし、アイドルを好きになっても、恋愛が成就することは残念ながらありません。まずは、理性ある人たちならそれを自覚しなければなりません。
現代社会において、少数ですが、行動をおこせば実現出来ると錯覚を起こしている人たちがいます。そのような人たちは、テレビを見ていて、アイドルがコッチを見ていれば、自分自身を見ているものと勘違いをしています。
アイドルがコッチを見てくれていると誤解をしているから、当然行ってやらなければならないおろかしい義務感が起こったりして、正義で、男性たちはアイドルと向きあっているのです。
誤解は、すぐに解消されそうにも見えますが、そこには、制御できない「バーチャル」の力が働いているのではないでしょうか。現代社会の人たちが、警戒しなければならないのは、バーチャルを現実社会と錯覚することです。恋愛経験を多く持っている人たちは、冷静に正しい比較もすることができるのでしょうけど、バーチャル世界に没頭している人たちは、これが本当の恋とも感じているのでしょう。
【日常生活の恋愛に言えること】
私達は、このアイドル熱狂型の人たちから学ぶこともあります。実際には、恋愛において彼氏のことが忘れられなくて自殺したいと思う人たちがいますが、それも、相手が自分自身を意識してくれていて、行動すればなんとか到達できると勘違いをし、深みにはまったせいかもしれません。
「距離」があれば、こんなにも人は、好きにはならないはずです。「時間」が経過すれば、人たちは何事もなかったように別の行動をすることになります。「心の甘え」が、悲劇の恋をそのままにしてしまっているのではないでしょうか……。
「正しい判断」をする方法はありそうな感じがしますが、そのような向きあい方をさせないのは、「思いこみ」をそのままに放置してしまうように働く「自尊心」があるからではないでしょうか。
【恋から逃れられない】
死ぬほどつらい恋は本来したくないはずです。もしそのような体験に近付けば、正しい判断とはせず、逃れる方法を人間は選択するはずです。本来人間には、「生きるベクトル」が存在しているはずです。死にものぐるいで逃げるのではないでしょうか。
それでも、蟻地獄にはまってしまう人たちって、恋がこのまま成就しないことで、自分自身の自尊心がズタズタになってしまうのを恐れているせいです。自尊心を捨てる勇気を持つことができれば、その恋から逃げることができます。自尊心は、これほどまでに好きなのだから、私のしていることは正しい判断と決めつけたりします。
このような恋を正しい判断と決めつけてしまい抜け出すことができない人たちには、「自己愛」に陶酔している人たちもいます。
恋は運命だと決めつける人たちもいるでしょう。しかし、恋は、いくらでも放棄出来るものです。放棄すれば、新しい恋に出会うことも出来るでしょうし、そこにはあらかじめ決定づけられた運命が存在している訳ではありません。
普段の私達の恋は、したたかに相手の選別をしていることになります。そして、ヤバイと思えば、切り離すことが出来る余裕を持っているはずです。
なんで、思いこみを解くことが出来ないのでしょうか。それは、あなた自身をひたすら愛する「自己愛」のせいであり、恋愛をこのまま留めておきたいと思っているせいであり、あなたを突き動かす「自尊心」のせいです。
もしも、相手が絶世のアランドロンのような男性であり、自分自身が、山田花子なら、死に至る恋愛などおそらくはしないでしょう。それは、自分自身が、相手にある程度ふさわしいという自覚があり、もうちょっと行動を取れば、可能性があるという判断をしているせいです。
ですから、私達は恋は到底不可能と考えている「近親の恋」など、全く相手にしていません。それも私達が正しい判断が出来ているせいです。 バーチャル世界に没頭することも、自己愛の陶酔も、自尊心を無駄に貫くのもそこにあるのは、おそらく「心の甘え」ではないでしょうか。