奥さんの実家で暮らしている男性というのは、婿養子の場合や、マスオさんのように男性の姓を名乗りながら同居している場合もあります。
そんな相手の実家で暮らしている男性ですが、当然肩身の狭い思いをして暮らしている人も少なくありません。
うちの旦那に限ってそんな事はないと思っている女性でも、口には出さないだけで実は悩みを抱えているかもしれません。
そんな男性が普段思っていることを紹介していきますので、婿として実家に招き入れたものの上手く行ってないと思っている人や、これから婿として家に入ってもらう予定がある人は是非参考にしてみて下さい。
前もって知っておくことで、別居や離婚といった最悪の事態を避けることが出来るかもしれません。
相手の実家に暮らす男性の気持家に帰りたくないと思っている
相手の実家で暮らしている男性の多くは、家に帰りたくないと思ってしまう人が多いことでしょう。
奥さんや子供達ならまだしも、相手の親や兄弟が一緒に暮らしているのであれば、どうしても気まずくて仕方がありません。
相手の家族というのは言ってしまえば赤の他人ですから、相手の生活スタイルに合わせることは出来ないのです。
そんな男性は当然家に帰りたくないと思うわけですから、残業だと偽ってわざと帰る時間を遅らせている可能性もあります。
実家に入った途端、旦那さんの帰宅時間が遅くなったと思うのであれば、それはただ単に家に帰りたくないだけかもしれません。
奥さんに相談できずに一人で悩んでいるかもしれませんので、一度話し合った方が良いと言えます。
旦那さんが帰りやすい家にしてあげないと、不満は溜まっていく一方です。
ご飯を一緒に食べたくない
相手の家族と朝や夜など、食卓を一緒に囲む機会が多いと思います。
皆でご飯を食べるだけなので、苦痛に感じることは何一つ無いと思うかもしれませんが、人によってはそれすらも苦痛に感じてしまうのです。
近くに奥さんが居れば、奥さんを通して話題が弾むかもしれませんが、奥さんが居ないのであれば、途端に気まずい空気になってしまうことでしょう。
どちらか一方がお喋りなのであればまだ気は楽かもしれませんが、お互いに無口なのだとしたら、まるでお通夜みたいな光景になるでしょう。
また、お喋りな旦那さんであったとしても、気を遣って自分から話しかけているだけかもしれませんので、本当はどう思っているのか一度聞いてみても良いでしょう。
生活費について
相手の家族と同居をしている以上、生活費というのは明確に分けることは難しいと言えます。
なぜかというと、ガスや電気、水道代などを自分たちの家族で使った分と、相手の家族で使った分で分けるのは出来ないからです。
そうなってくると、生活費が曖昧な感じになってしまいます。
ですが、それだと男性の立場からすると、自分は誰の為にお金を稼いできているのか分からなくなってしまいます。
特に食費が曖昧になっている時は要注意です。
お小遣い制ということもあり、毎日質素なお昼ご飯を食べて倹約しているのにもかかわらず、相手の家族が贅沢な食事をしているようであれば、旦那さんは面白くないことでしょう。
自分の家族と旦那さんどちらが大切か優劣を付けろという話ではありませんが、旦那さんのことにもしっかりと目を向けてあげましょう。
理想は、相手の実家に入る前にお金関係の事についてちゃんと話し合っておくべきです。そうしないと、旦那さんの不満がどんどん溜まっていくことになるでしょう。
休みの日は家族だけで出掛けたい
どうせ出掛けるのなら皆仲良く一緒に出掛けたいと思っている奥さんもいると思いますが、それは適度にした方が良いでしょう。なぜなら、毎週のように相手の家族と一緒に出掛けなきゃいけないというのは男性の立場からすると辛いことなのです。
仕事の疲れに加えて、毎日のように相手の家族と共に暮らすことによるストレスを抱えていますから、せめて休日だけでも家族と過ごしたいと思ってしまうことでしょう。
今度の休みの日は家族だけで出掛けようと奥さんの方から提案するだけで、旦那さんは喜ぶかもしれません。
まとめ
相手の実家で暮らしている男性が思っていることを紹介してきましたが、意外と気付いていない奥さんというのは多いことでしょう。今まで育ってきた環境とは大きく違うわけですから、どんなに明るい旦那さんであっても、実は悩みを抱えていることも少なくありません。
実家に入ってからもう何年も経っているから大丈夫だと思っている人でも、その旦那さんは何年間も耐え続けているだけかもしれません。
不満が爆発してしまえば、別居状態や最悪の場合離婚にまで発展してしまうこともあり得ますので、そうなる前に旦那さんの気持ちを汲み取ってあげましょう。
時にはしっかりと話し合いをする必要もあるということを覚えておいてください。