付き合う彼と親密度が増してくると結婚の挨拶まではいかなくても
「実家の両親が君に一度会いたいって言ってるんだ」
と言われることがあるでしょう。
今回は彼の実家の家族にはじめて会いに行く時のマナーを紹介させていただきます。
服装は?
化粧や香水は控えめにしておきましょう。
服装はワンピースやカーディガンにスカートなどの清楚な感じがオススメ。
ミニスカートや露出の激しい服装は控えましょう。
気をつけたいのが靴と靴下です。
意外と足元も見られるもの。
夏など暑い時期でも素足で上がるのは避けて清潔な靴下と靴を履くよう心がけましょう。
ロングブーツも脱ぎ履きに時間がかかってしまうので避けておくとスムーズに入ることができます。
また、入る前にコートやマフラー、手袋はチャイムを押す前に脱いでおきましょう!
もちろんチャイムを押す前はもう一度身だしなみの確認をしましょう!
どれくらい前に行けばいいの?
事前に彼と駅で待ち合わせしている、などの場合は問題ないでしょうが、直接彼の実家に訪問することになったら何分くらい前に行くのが良いか戸惑う方もいると思います。
「遅刻してはいけないから」と早く相手の家に行き過ぎると、まだ部屋の掃除や準備が終わっていなくて気まずい思いをさせてしまうこともあります。
約束の時間の前後五分を目安にしておきましょう。
また、もし遅れる際は遅れることが分かった時点ですぐ連絡するようにしましょう。
手土産は何を用意する?
あらかじめ彼から彼の両親に好きなもの(果物やお菓子のメーカー)を聞いておくと安心かもしれません。
あまりに高級すぎるもの(数万円のワインとか)だと向こうも申し訳なく思ってしまうかもしれませんので、ちょっとお家にお邪魔するくらいでしたら無難にデパートなどで売っているマドレーヌやクッキーのような焼き菓子の詰め合わせ、旬の果物などが良いでしょう。
手渡す時は紙袋のままでなく、一度紙袋から出して渡しましょう。
よく謙遜して「つまらないものですが……」などと言って渡す方がいますが、せっかく渡すのですから
「ご家族の方が○○が好きだと聞いたので」
「とても美味しいと近所で評判のお店のお菓子ですのでよろしければお召し上がりください」
等と言って渡した方が印象がグッとよくなります。
彼の両親の前で気をつけることは?
何よりも大切なのは最初の挨拶です。
「こんにちは、はじめまして。●●(自分のフルネーム)と申します。○○(彼の名前)さんにはいつもお世話になっております」
という感じが無難です。
緊張してしまうのは仕方ないことですが、なるべく笑顔であいさつするように心がけましょう!
彼の両親の前で、いつも通りに彼の名前を呼び捨てしたり、○○君やニックネームで呼ぶのは馴れ馴れしくい感じがします。
「○○さん」付けがマナーです。
もちろん両親の前でイチャイチャしたりするのもやめましょう(笑)。
一通り挨拶が済んで、談笑モードになったら彼の両親から彼の子供の頃の話を聞いたり、もし共通の趣味などの話題があればそれを振ってみるのも良いかもしれません。
また家族の方が「コーヒーと紅茶どちらがいいですか?」と聞かれた際に「コーヒーでいいです」という風に「◎◎『で』良いです」と返事をする方がいますが、こういった場合「コーヒー『を』お願いします」と答えた方がより丁寧で感じよく聞こえます。
帰るタイミングは?
あいさつ程度の訪問の場合は一時間くらいが目安です。
頃合いをみて
「そろそろ失礼いたします。今日はありがとうございました」
と挨拶をすると同時に椅子から立ち上がりましょう。
「ごめんなさい、この後用事があって」
と言うよりは
「ごめんなさい。お話がとても楽しくてつい長居をしてしまいました」
と長居した自分の行為を謝るような言い方にしましょう。
もちろん話が盛り上がっていたら一時間経ったからと言って無理に会話を途切らせず、一通り会話が落ち着いたタイミングで言いましょう。
逆に次の予定があって、帰りたいのに中々話が途切れない時は、時計を何度か見て相手に察してもらったり(やりすぎは逆効果ですが)、お手洗いへ行くフリをして会話から一度抜けて、戻ってきたタイミングで帰る挨拶を切り出すという方法もあります。
家族の方が「もっとゆっくりしていけばいいのに」と引き止めてくれることもありますが、次の用事がある場合なども「ありがとうございます。今日はおいとまさせていただきます。またお話きかせてください」と一度お礼を言うようにしましょう。
帰宅後は?
彼に玄関や駅などに見送ってもらって、その後家についたら無事に帰宅したことを連絡しましょう。
その際に「今日はありがとう。とても楽しかったよ。ご両親にもよろしくね」と一言付け加えるようにしましょう。
まとめ
付き合う彼の実家に行くのは最初はとても緊張しますが、彼があなたとの将来を真剣に考えている証拠でもあります。
ぜひ、彼の家族からも愛される素敵な女性を目指して頑張ってくださいね!