既婚者との略奪愛にはたくさんのリスクがある
男性が既婚者であっても、この人素敵だなと思うことはあります。
あなたのことを真っ直ぐに見てきたり、今までにいなかったタイプだったり、自分の知らないことを知っていたり、ど真ん中で好みの外見であったり、こうやって好感を持つのと同時に尊敬もできたりする男性。
職場の上司やクライアントであったり、友人の夫であったり、サークルの仲間だったり、マッチングアプリだったりで出会いは様々な場所で起こります。
ここまでは、問題ありません。
嫌いな人と仕事や趣味を一緒にするより、好感を持てる人の方が日々の生活にはもちろん良いわけですから。
ただし、そこから既婚者と1対1で会うようになったりと、プライベートな進展がある場合に問題が起こります。
交際が始まった初期は、2人にとっては問題どころではなく、独身者同士と同じ恋愛の感覚さえあるかもしれません。
クラブやレストランなどでシークレットなデートを繰り返し、ときには泊まりで出かけるようにもなります。
ドラマのようですが、2人にとっては真剣な交際です。
ですが、普段会いたいときにいつでも会えるわけではありません。
クリスマスやお正月などの季節のイベント時は、男性はもちろん家族と過ごします。
交際始めのドキドキ感とは裏腹に、女性のフラストレーションが溜まっていくのも自然です。
よっぽど割り切った交際ができる女性なら違いますが、このフラストレーションが2人の関係に変化をもたらします。
そして、女性は奥さんからこの男性を略奪したいと思うようになるのです。
男性が妻との不仲を言うので、私のほうが男性を幸せにできると考える女性もいます。
しかし、既婚者との略奪愛にはたくさんのリスクがあります。
慰謝料を支払う義務
略奪愛の結末は、もちろん男性の妻にも2人の関係がバレるわけです。
その時点で、多くのケースで、妻側から慰謝料を請求されることになります。
その相場は200万円ほど、もっと高額になる可能性もあります。
慰謝料や養育費のせいで、今までより経済的に苦しくなり、節約生活やそれまで行っていた高級なレストランや旅行を我慢しなくてはならなくなるかもしれません。
養育費の支払い
男性に子どもがいる場合は、もちろん養育費が発生します。
子どもが成人するまで長期に渡り、経済的負担が続きます。
子どもへは支援をしたい男性、自分達の生活レベルを下げないといけないと不満がでる女性、これは現実問題です。
略奪愛の末、幸せになれないリスク
仮に略奪愛の末、男性と女性の新しい生活がスタートしたとします。
しかし、2人とも本当に割り切って、新しい生活を楽しめるのでしょうか。
女性は、ひとつの家庭を壊し、子どもを父のいない子にしてしまったなどの罪悪感を背負います。
男性は、子どもと離れてみて、その喪失感に寂しさを感じます。
お互いがこんな気持ちを持ちながら生活するのは、略奪までして欲しくてたまらなかった生活と同じものでしょうか?
交際していたときのドキドキしたスリル感など、もう消えてしまいました。
生活が日常化したときに見える、真実のお互い
略奪する前の交際の時期、あのときは会いたい時にいつでも会えるわけではありませんでした。
なのでデートできる日を楽しみに待っていたり、会ったときの喜びも大きいものでした。
略奪して一緒に住むようになったばかりは、それまで我慢していたものを我慢しなくてよくなった喜びや、男性といつでも一緒に居られることが新鮮でもあり、新しい生活は夢のようなものでした。
ところが、毎日を一緒に過ごせば、いくら略奪した男性とはいえ、嫌な部分が見えてくるのが自然でしょう。
男性も女性に対して、交際中のような態度を常に取ることはかなり難しいでしょう。
そこに、子どもと逢えないこと、元妻への罪悪感などが覆いかぶさってくるのです。
まとめ
いろいろリスクをあげてみました。
基本、略奪愛には一瞬の恋い焦がれる気持ちより何倍ものリスクがあるということをお分かり頂けましたか?
それは、本人の気持ち、そして経済的な理由、そして社会的地位など、これらが毎日の生活にのしかかってくるのです。
略奪愛の後、ずっと幸せに暮らすカップルもいるでしょう。
ただし、略奪愛は周りを不幸にするもの、そして同じことが繰り返されないという保証はないということをしっかり理解して自分達の決断をしてください。
相当の覚悟が必要です。
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