まだまだ若いのに自炊ができるスタイルのいい美人と神社のお祭りに行くことになりました。
予定通りの時間に浴衣姿の彼女が到着
待ち合わせ場所で僕が待っていると、待ち合わせ時間ギリギリに彼女が浴衣姿でこちらに歩いてきました。
やっぱり浴衣の柄は彼女が好きな色の青系で所々に朝顔の柄が散っていました。
「・・・結構待った?」という風に彼女が聞いてきたので「今回は遅れずに来てくれて安心したよ」と返しました。
何度かデートをしたのですが彼女は結構独特の感性を持っているので、デートの約束を忘れてしまっていたり、気分が乗らなくてデートに遅れてきたりするという時もありました。
普通なら怒るところですが、やはりものすごく美人なのとなかなか素晴らしいスタイルをしているので、なんとか爆発することなく関係性を深めていきました。
「何回か前のデートの時に待ち合わせ時間に遅れちゃったことを気にしているの?」
「君がちゃんと来てくれるかわからなかったから、なかなか待っている間は緊張感があったよ。 それより君の浴衣姿を初めて見たよ!」
と、若い子と過去の話をしても説教くさくなってしまうので彼女が来ている浴衣の話にスポットライトを当てました。
「浴衣が君にすごく似合っているね。 思わず見とれちゃうよ」
「そう? 自分ではどういうふうに見られているかわからない・・・ねえ、私の浴衣姿っておかしくないかな?」
自分の着ている浴衣に自信がないのか少し不安そうに浴衣が似合っているのか僕に聞いてきたので「おかしくなんかないよ! ものすごく似合っていると思うよ」と返事をしてあげました。
そうするといつもの小悪魔っぽい表情を見せてくれて「うふっ、そう? 本当のことを言うとちょっと不安があったんだよね・・・だけどそう言ってくれてありがとう」と本来の調子を戻してきたみたいです。
「そういえば何々さんはお祭り好き?」
「小さい頃は大好きだったからお祭りがあれば必ず見に行っていたね」
「へー、今は素敵なおじさまだけど、可愛らしいときもあったんですね・・・それはそうと、お祭りと一緒に花火大会も今日やるみたいね」
僕が花火大会楽しみだねということを言うと「そうだね。 花火大会は私も楽しみにしているよ。 たまに少し切なくなっちゃう時もあるけど」という風に答えました。
しばらく彼女と話し込んでいると「あっ、そろそろお祭りの開始時刻を見たい」という風に彼女が言ってきたのでお祭り会場に行くことになりました。
その時に「あの・・・私、今日は歩くのが遅いからゆっくり歩いて欲しいんだけど」ということを言ってきたので分かったよという返事をして、ゆっくり歩くことになりました。
自己開示した彼女の話を聞いてあげる
そうやって彼女のペースで歩いていると「あの・・・今までデートのことを忘れてしまったり、待ち合わせ場所に遅れてしまったりしちゃったけど、本当の事を言うと少し怖かったからなの」という風にいきなり告白してきたのです。
「私・・・前に会社の先輩に告白されたことがあったんだけど、別にそれほど評判の良くない上司というわけじゃなかったから、彼氏彼女の関係になってもいいのかなって思ったの・・・だけどその人との関係をすぐに切れちゃったの、なんで私にアプローチしてきたのか、ということを問い詰めたら、その理由に頭に来ちゃって」
という感じで彼女が自己開示を始めたので、ここは彼女に喋らせた方が後々、僕のためにもなるかもしれないと思ったので「頭にきちゃうような理由って何だったの?」と、さらに彼女に喋らせるように誘導していきました。
「私に告白して成功するかどうか友人たちとの飲み会で賭けみたいなことをしてたんだって、酔った勢いで決まっちゃったみたい、私にそのことを話しちゃったのもお酒が入っている時だったから本当に嫌な人なの」という話をうん、うんと聞いていると彼女も満足したのか、すっきりした顔になっていました。
女性の愚痴を聞いてあげて仲を進展させる
彼女の話を嫌がることなく(表面上は)聞いていると愚痴を聞いてくれた僕に対して親近感を感じたのか「愚痴を聞いてくれてありがとう、何々さんってすごく話しやすいから一緒にいてとても楽しいです」というふうに彼女らしくない褒め言葉をもらいました。
そして彼女は頬を赤らめて「あの・・・キスしない?」と呟くような小さな声で目をそらしながら言いました。
僕が答えないでいると「・・・もしかしてまた冗談だと思ってる? あのさ、二人だけの時間が過ごせる場所にいってみようよ・・・」
と彼女の愚痴を聞いていたら、二人の仲が一気に進展してしまって、花火を見る前に花火よりも素敵なことを二人だけの空間で行いました。